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日本人監督初のクジラを巡るドキュメンタリー映画をクラウドファンディングで実現!
なぜ日本は捕鯨を続け、なぜ世界はそれを非難するのか?
捕鯨賛成・反対、両者にカメラを向け、世界が対話するためのドキュメンタリー映画を制作します。
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フリーのジャーナリスト、NHKのキャスター、レポーターなどを経て、ドキュメンタリー映画の監督、プロデユーサーに。 2008年、初監督作品『ハーブ&ドロシー 』を完成。世界30を越える映画祭に正式招待され、最優秀ドキュメンタリー賞、観客賞など多数受賞。2012年、続編にあたる『ハーブ&ドロシー2〜ふたりからの贈りもの』では、クラウドファンディングによって当時の日本での最高額にあたる1,463万円を調達。2作品は、日米で広く劇場公開後、現在も世界各国のアートフェアや美術館にて上映が続いている。 現在、3作目にあたる捕鯨問題をテーマとした長編ドキュメンタリーを製作中。 1987年以来NY在住。
なぜ日本は捕鯨を続け、なぜ世界はそれを非難するのか?
捕鯨賛成・反対、両者にカメラを向け、世界が対話するためのドキュメンタリー映画を制作します。
<達成御礼とお願い>
沢山のご支援を頂き、締切前に目標額を達成することができました。ありがとうございました!最初は、この難しいテーマで、どこまでご理解頂けるのかと不安でしたので、今は、ただただ感謝の気持ちで一杯です。そして、捕鯨に賛成、反対、中立、みなさんそれぞれの熱い応援メッセージは、大きな心の支えになっています。
すでに目標額は到達していますが、映画完成までには、合計7,000万円の予算が必要です。残りわずかですが、少しでも多くの資金を集めて一日も早く完成に近づけるよう、最後までベストを尽くして行きたいと思います。
引続き応援頂ければ嬉しいです! よろしくお願い致します。
きっと「食べない」と答える人が多いでしょう。私も、学校給食で食べて以来、ほとんど口にしていません。今、日本人一人当たりがクジラを食べる量は1年に平均30g以下だそうです。
捕鯨問題を考える時「自分はクジラを食べないし、関係ないよ」って思うかもしれません。でも外国から「クジラを食べるな」と言われるのは、違和感がありませんか。
日本ではかつて、クジラは比較的安価なタンパク源として広く食べられていましたが、今はむしろ贅沢品になりつつあります。需要が減っているのに、日本は「調査」という名目の捕鯨を続け、国際的に批判されています。それはどうしてなのでしょうか。
一方、反捕鯨国のオーストラリアや欧米では、クジラやその仲間であるイルカは賢くて特別な動物であり、絶滅の危機に瀕している。その大切な生き物を日本は違法に捕り続けている、と多くの人が信じています。捕鯨は野蛮な行為と断言する人もいます。
クジラやイルカという特定の動物を巡って、人々の憎しみや対立が深まり、しかもその非難の矛先が世界から日本へ向けられています。とても微妙なテーマですが、日本人監督として世界へ向けて発信しないと、この状況はエスカレートする一方ではないか。そう思って映画をつくることにしました。
この映画では、捕鯨賛成派、反対派、両方の声に耳を傾け、歴史を遡って、食文化や伝統、そして人間と生き物の共存、異文化の衝突という視点から考えます。
クジラとイルカ問題における日本の視点を含めて描いた初めての長編ドキュメンリーなので、欧米の映画映画関係者の方々からも、是非見たい!という声が上がっています。 偏った情報をもとにした感情的、政治的な議論ではなく、映画を通して健全な対話が生まれることを願います。
実現のために、是非みなさんのお力を貸して下さい。よろしくお願い致します。
(写真冒頭)太地町くじら浜公園。左は、南極海の調査捕鯨に使われたキャッチャーボート「第一京丸」
(上段)太地町飛鳥神社の例大祭
(下段)太地町漁協スーパーに並ぶクジラとイルカ肉
30年近くニューヨークに住んでいると「なぜ日本人はクジラを食べるのか?」とよく聞かれます。「日本は大好きだけど、クジラやイルカを捕るのだけは許せない」という人も沢山います。アメリカのメディアは、日本の調査捕鯨船が南氷洋でクジラを捕まえるたびに、揃って批判的な報道を繰り返すばかり。
一方、これだけ日本が国際社会から非難されているのに、日本からの有効な反論はさっぱり聞こえてきません。日本側が主張する「鯨食は日本の食文化」という一言では世界は納得しません。捕鯨の歴史や文化についての情報は皆無。 ここに問題の大きな原因があると思いました。
(写真上段)2010年4月ワシントンDCホワイトハウス前での反捕鯨デモ
(下段)2015年2月ロサンゼルスでのイルカ漁反対デモ
2009年、映画和歌山県太地町のイルカ漁を批判的に描いた映画『ザ・コーヴ』をニューヨークで観た時、衝撃が走りました。極端に偏った視点で描かれていますが、ストーリーテリングが見事なだけに、この映画のインパクトは計り知れないだろうと思いました。翌年、イルカ漁の解禁後すぐに太地町へ行き、取材と撮影を始めました。
そこで目にしたのは、海外の環境活動家と地元漁師たちとの一触即発の緊張関係、町役場や、漁業組合、果ては小学校にまで届く大量の脅迫状。 言葉の壁によって閉ざされたコミュニケーション、異質な文化や価値観に対する無理解、そして深まる対立と憎しみでした。その様子は腹立たしく、時に悲しく、また滑稽でもありました。
何度も太地町へ通って、漁師さんと環境活動家の両方を取材し、国際捕鯨委員会が開かれたモロッコやスロベニアへも飛んで、世界各国の政府代表、環境NGO、科学者や歴史家にも話を聞きました。複雑なテーマなので、取材すればするほど疑問は増え、知れば知るほど不可解な事が出てきます。
ドキュメンタリー映画は、憎しみや衝突を招くのではなく、未知の世界を描くことで健全な対話を促し、異文化への理解を深めるためのツールとして使われることを願います。私も未だ取材途中なので、これから勉強すべきことが沢山あります。憶測や感情で語られがちなクジラやイルカの問題について、そしてその向こうに見える、もっと大きな問題について、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
(写真上段左)400年前から捕鯨を営んできた太地町 (上段右)日の出とともに出港するイルカ漁の船団
(中段)出漁前に港にて
(下段左)イルカ漁の様子 (下段右)イルカ漁に携わるいさな組合の漁師
2010年3月。紀伊半島南端に位置する人口およそ3,300人の町、和歌山県太地町が一躍世界の注目を集めました。町のイルカ漁を批判的に描いた映画『ザ・コーヴ』が アカデミー賞を受賞。以来、太地町は、イルカ殺しの町というレッテルを貼られ、欧米の環境活動や動物愛護団体の攻撃の的となりました。
この年の9月、過激な抗議活動で知られる環境保護団体、シー・シェパードのメンバーが、黒Tシャツに、ドクロマーク付きの野球帽といういでたちで太地町に降り立ちました。木棒とカメラを携え、サポーターを従えています。
シー・シェパードは、メディアを上手く使って世界で最も成功している環境NGOの一つです。南氷洋で日本の調査捕鯨船に体当たりしては新聞やテレビを賑わせ、彼らの「英雄行為」に対して世界中から数百万ドルという寄付金が集まります。
(写真)2010年秋、太地町畠尻湾でイルカ漁の様子を監視するシーシェパードのメンバー
太地町では、12隻の船でイルカや小型クジラの群を湾に追い込み、網で封鎖して捕獲する追込み漁が知られています。彼らは、その様子を撮影し、ネットで配信。すると非難のメッセージが町役場に殺到し、欧米の活動家が抗議に駆けつけます。地元の警察は警戒態勢を敷き、政治団体が街宣車のスピーカーから片言の英語で活動家達に脅しをかけます。普段は静かな町が、蜂の巣をひっくり返したような騒ぎです。
古式捕鯨発祥の地のひとつとして知られる太地町の人々は、400年以上前からクジラと共に生きてきました。太古の昔から大きな命を与えてくれる生き物への感謝の気持ちは、歌や踊り、祭りを通して表現されています。その伝統は、食としてだけでなく、自然に対する畏敬の念や精神文化として、受け継がれてきました。
(写真)燈明崎にある古式捕鯨の狼煙場跡や、復元された山見台で監視活動をするシーシェパードのメンバー
太地町で起きていることは、世界の縮図でもあります。国際捕鯨委員会(IWC)は、世界88ヶ国の代表が集まり、クジラという世界最大の生き物を巡って熾烈な政治論争が展開する現場。捕鯨賛成派と反対派に別れて不毛な議論と対立が何十年も続いています。 科学は無視され、政治と感情をベースにした議論に、歩み寄りはほとんどありません。そして『科学調査』として毎年南氷洋で数百頭のクジラを捕る日本は、IWCの会議で、欧米のメディアで、常に厳しい非難に曝されています。
2014年春、日本の捕鯨についに終止符が打たれるのか、と関係者が息を呑みました。オランダのハーグにある国際司法裁判所が、日本の調査捕鯨計画、JARPA IIに対し即時停止を求める判決を出したからです。しかし、日本は11月に新たな調査計画を出し、南氷洋での捕鯨を続行すると発表しました。直後に、シー・シェパードは、それを断固阻止すると宣言。クジラを巡って、日本の小さな漁村で、国際会議の舞台で、南極の海上で、対立と衝突はこの後も続きそうです。
環境保護運動のシンボルとして、また人類が共有すべき財産としてクジラやイルカの絶対的な保護を訴える欧米。カロリーベースで食料の自給率が40%を下回り、クジラを持続可能な形で利用したいと主張する日本。半世紀を経ても平行線をたどるこの問題は、どうすれば解決の糸口が見つかるのでしょうか。
(写真)2014年スロベニアで開催された国際捕鯨委員会(IWC)第65回会合
今回目標としている 1500万円は、映画制作資金の一部です。目標を達成した場合は、以下の用途で使わせて頂く予定です。
◇カメラ・クルー‥‥‥‥‥‥‥350万円
◇撮影/出張旅費‥‥‥‥‥‥‥350万円
◇オフライン編集費一部‥‥‥‥500万円
◇日本語-英語文字起こし&翻訳費用‥150万円
◇リターン制作費、送料など‥‥150万円
スケジュールは、資金調達や制作状況によって変わる可能性がありますが、現在は以下の予定で制作を進めています。
<2015年>
3~7月:クラウドファンディング、助成金申請などによる制作資金調達
4~8月:取材、追加撮影
6~11月:オフライン編集
12月:オンライン編集、サウンド編集&ミックス
<2016年>
1~2月:映画完成 映画祭にて世界プレミア
夏:日本公開
(写真)映画『ザ・コーヴ』の舞台になった畠尻湾で意外な友情が芽ばえる場面も・・・
映画は、まだ制作&取材途中です。大枠のテーマやメッセージは変わることはありませんが、今後の取材状況によって、内容が多少変わる可能性はあります。ただ、映画で捕鯨の是非を問い正したり、一方的な非難や支持をしたりすることはありません。
2015年中に制作を終えて、2016年初めから各国の映画祭などで上映を開始する予定です。日本での公開は、2016年夏以降を予定していますが、事情によっては、スケジュールが前後する可能性があります。というのも、この映画は自主制作映画ですので、資金が十分集まらなければ、完成が遅れます。映画の完成のためには、今回のクラウドファンディングの目標金額の何倍もの資金が必要だからです。
また、日本では主要都市(東京、大阪、横浜、京都、名古屋、福岡、札幌、他)での上映を想定していますが、映画が未完成の現時点では、上映場所、日程などを特定できないことをご了承下さい。
以上の事情をご理解頂ければ幸いです。支援者のみなさまには、その都度途中経過のご報告をお約束致します。
(写真上段)2010年秋、太地町の飛鳥神社の例祭にて (下段)私も顔にペンキを塗って、いざ出陣!
<コレクター限定のUPDATEを共有>
コレクター限定で監督の近況と映画の最新情報をお届けします。
<映画公式サイトにお名前クレジット掲載>
お名前を映画公式サイトに掲載致します。公式サイトは、映画公開時のオープンとなります。
<映画前売り券>
全国共通の映画前売り券を公開前にお送りします。
<DVDプレゼント>
本作品の劇場公開同時発売版のDVDをお送りします。
<映画エンドロールにお名前掲載>
映画の最後にみなさまの個人、企業、団体名をクレジットとして掲載します。
10万円以上ご支援頂いた方のお名前は、世界共通の英語版にもアルファベット表記でお名前を掲載します。不適切な単語や表現等は、掲載をお断りする場合があります。
<本編未収録映像DVD>
映画の本編に収録しきれなかった多くのインタビューや削除シーンを収録したDVDをお送りします。
<メッセージを掲載>
クジラやイルカ問題についてのみなさまのご意見やメッセージを150字以内で映画のパンフレットに掲載します。
掲載は、実名でお願い致します。クジラやイルカ問題と無関係なメッセージ、不適切な表現、特定の個人や団体への誹謗中傷などはお断りする場合があります。
<日本プレミア上映会&パーティにご招待>
日本で初めての公開上映会、およびスタッフのアフター・パーティにご招待。
日時、場所などの詳細は公開直前まで決まらないことをご了承ください。
<プライベート上映会開催権>
みなさまのご希望の会場で映画の上映会を1日2回上映で開催することができます。
上映素材や宣伝用の素材はこちらからご提供しますが、上映会場や設備、宣伝費用などは、みなさまのご負担となります。50万円リターンのプライベート上映会は監督は不参加、100万円リターンのプライベート上映会は監督が参加いたします。
<企業スポンサー>
監督が同席して上映会後にトーク&質疑応答をします。東京都以外は、交通費、宿泊費をご負担いただきます。企業名とロゴを日本公開版のエンドクレジット、パンフレット、ポスターなどに掲載致します。
ドキュメンタリー映画監督・プロデューサー。1987年以降、ニューヨーク在住。
1992年4月からNHK『おはよう日本』でニューヨークの経済情報を伝えるキャスター。1994~1996年、世界各国から身近な話題を伝える『おはよう日本』のコーナー『ワールド・ナウ』NY担当レポーター。
2008年、つつましい収入から世界屈指のアートコレクションを築いたNYの公務員夫妻を描いた『ハーブ & ドロシー 』で監督デビュー。同作は、世界30を越える映画祭に正式招待され、米シルバードックス、ハンプトンズ国際映画祭などで、最優秀ドキュメンタリー賞、観客賞など多数受賞。NYでの封切り後、ドキュメンタリー映画としては異例の17週を越えるロング・ランを記録した他、全米60都市、100を越える劇場、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどで劇場公開された。日本でも2010年11月 、渋谷のシアター・イメージフォーラム にて公開週末に動員記録を更新、同劇場の歴代2位の興行成績を収めた。
2013年、続編にあたる『ハーブ & ドロシー2~ふたりからの贈りもの』の制作費一部と日本での宣伝配給費をクラウドファンディングによって1,463万円集め、当時の日本最高記録を更新する。同作は、世界に先駆けて日本全国の劇場で公開され、現在も全米の劇場や美術館、世界各国のアートフェアなどで上映が続いている。
2014年3月からNHK WORLD にて、日本の美術を紹介する英語番組 ART TIME-TRAVELERリポーター。現在、クジラとイルカ問題をテーマとした長編ドキュメンタリー映画の製作進行中。
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